慶応蹴球部復活のシーズンby 伸也

春になって、黒黄軍団大量失点での負け戦ばかり。唯一勝った同志社戦でも50点も取られました。ルール改正以来点差が開くのも当然ですし、今の季節必死のタックル、戻りの全力疾走までもとは申しませんがタックルは甘かったようですね。(観戦者の言)

私は日吉通いで東大、京大との定期戦他、京産大、上智大等の練習試合に足を運びました。蹴れる選手が多いのが目立ちます。蹴球部2世の権正、桂川、両君を始め壇上、朝夷、千葉、中濱等各選手諸君、怪我さえなければ、ここ2~3年は安心です。又、走れる選手も多いと思います。ただこれは相手次第ですし。東大戦で野澤君がいい戻りを見せてシャットアウト勝ちに寄与しました。

5/15、新生萩本ジャパンの第一戦、日韓定期戦に参りました。メンバー表を見て誰が蹴るのかなと思いました。私の知る限りではリザーブの霜村君(KG)が途中で出るのかなと思ってました。結果はまさかの引き分け。萩本氏以下反省の弁が色々ありました。気力がないの一言でした。流石に萩本氏、続くS.P杯初戦で池田選手をSHに起用、キック力の重要さを認識させ、決勝では森田君を抜擢。この辺は皆様ご承知の通りだと思います。

このシリーズを見て私の様な素人には希望が出て来ました。この所ランニングラグビー重点でキックの効用が無視されてましたがこれだけ素材の揃った場合、種々なオプションが可能だと思います。前から云われています慶応は夏合宿が過ぎてチームが出来上がると云う神話が実りますように祈ってます。又塾当局も体育会の環境整備に目を付け出したと聞いております。合宿所のリフォーム、待望の人工芝の問題も具体化するとも聞いております。指導者の方々も大変だと思いますが頑張ってください。